3月14日 帰国そして…

10日目。

14日の午前中に無事に全員揃って日本に帰国しました。


この第4期のプロジェクトでは、過去3回で取り組んできた、現地の人々に学校体育活動の紹介・経験を提供する段階から大きな一歩を踏み出し、現地の人々の手によって教育実践をつくる段階へとステップアップすることができました。


私たちの取り組みが本当に現地の役に立っているのか、学校体育の現状を変えることに繋がるのかと思い悩んだ日々もありましたが、継続的な支援により

運動会の回数を重ねるごとに要領を掴み、楽しみ方をどんどん見出している子どもたちや、

そんな子どもたちを温かい眼差しで見守り、積極的に運営側に携わろうとしてくださる先生方の姿から、

カンボジアという国に運動会の文化が確実に根付いてきており、少しずつ花開こうとしている様子を感じることができました。


運動会には子どもたち一人ひとりが主役になって、歯を食いしばって競い合ったり、仲間の声援に励まされたり、心を一つにして喜びを味わったりと多くの感動場面があります。

これは、国が違っても環境が違っても同じです。


こんなに表情も感受性も豊かな子どもたちだからこそ、貧しいからという理由で夢や目標を制限されることなく、すくすくと希望を持って成長してほしいと強く思いました。

そのためにできることをこれからも模索し、支援を続けていきます。


最後になりましたが、このプロジェクトに関わり、温かいお力添えを頂いた皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。






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